めぐみ保育園

お知らせ:めぐみだより

子どもたちの成長のエネルギー~3月のめぐみだより~

先日5歳児が小林小学校の見学交流に行きました。1年生の授業では「小学校での楽しいこと」を紹介する作文を聞くことができました。
 
つんつん
         つくしてるお
つくし つんつん めをさませ
もんしろちょうも いそいそと
なのはなばたけに つうがくちゅう
つくしは のはらの いちねんせい
つくし つんつん せが のびた
のびで まわりを みまわせば
かぜが おでこを なでていく
みんなが のはらで まってるよ
つくし つんつん むねをはれ
げんきにあいさつ してみたら
むこうで けやきの せんせいが
はっぱ ひらひら てをふった
工藤直子著「のはらうた わっはっは」


休み時間にはトイレに連れて行ってもらい、校庭で追いかけっこや遊具で一緒に遊び、そしてすぐにチャイムが鳴ると「えー遊ぶ時間短い!」と驚いたり…。その後も作品展を一緒に観、続いて校長先生の案内で学校内を回りました。各学年の授業の様子、図書室そして大谷選手寄贈のグローブを手にはめたり、最後には可愛いうさぎも紹介していただき、子どもたちは一つひとつ興味津々で目を輝かせ、ワクワクしながら「小学校行くの楽しみ!」「早く行きたくなってきた」の声。最後の校長先生への質問タイムでは、積極的に手を挙げトイレや部屋の数、時計の数、給食の牛乳の本数などユニークな質問も。そして何より1年生の生徒さんたちとの交流、小学校で頑張っている卒園生との再会、温かく優しい校長先生を始め声をかけて下さる先生方との出会いで、期待と共に安心して小学校の生活に向かえる機会になったと思います。広く未知の世界である小学校への好奇心がいっぱいに膨らみ、子どもたちの前に向かって進もうとする力を感じさせてくれるひと時でした。
各年齢の保育室でも子どもたちが本当によく遊び、伸びようとするひとり一人のエネルギーがいっぱいです。この一年間、子どもの主体的な遊びを大切にしてきました。園見学や巡回指導で当園を訪れる方々は、子どもたちが自分の遊びに集中している姿に感心して下さいます。「子どもに内在する‟成長のエネルギー“が、遊ぶという行為を通して、子ども自らを発達させていきます」(コダーイ芸術教育研究所)とありますが、遊びで子どもが育っていくことが本当に目に見えてわかります。又今年はコロナの5類への移行により、少しずつ行事の内容も、保護者の方々と子どもたちの育ちを共感することや保護者の方同士のつながりを大切に考えながら取組んできました。特に保育士体験は、お忙しい中、貴重な時間を保育に参加していただき本当にありがとうございました。至らないところ、ご心配をおかけしたところも多々あったと思いますが温かく見守って頂き本当に感謝します。ひとり一人の育とうとする力を大切に子どもたちが安心し心地よい生活の中で自由に遊びを楽しみ、学び育つ保育を目指して、引き続き保育していきたいと思います。