めぐみ保育園

お知らせ:めぐみだより

《仲間と共に-対人力!》3月のめぐみだより

《仲間と共に-対人力!》
桜3月、子どもたちが進学・進級を迎え心ウキウキさわぐ季節です。2月は4.5歳児のお友だちと観光バスに乗って、生きているミュージアム「ニフレル」へ行き万博記念公園を訪れ、梅林の梅の花も見ることができ季節の移り変わりを感じ、最後のお別れ遠足になりました。
5才児にとってはコロナ禍に翻弄された幼児期でしたが、日々の保育の中で日常を密度濃く過ごせた楽しさがありました。卒園式を18日(土)にひかえホームの3.4歳児や乳児のお友だちとも大切な日々を過ごしたいですね。
とおりすがりに (かぜみつる)
やあ げんきかい?
おれ?ちょっとでかけるとこなんだ
だれかがよんだきがして、ね
どこだかわかんない
けど いかなきゃなんない
いつまでかわかんない
けど いかなきゃなんない
おれが みんなをゆすったように
なにかが おれを
ゆすってゆすっておしていく
 げんきでいろよ うたっていなよ
 こわいゆめみてもあんまりなくなよ
 いつかまた きっとあうさ
やあ げんきかい?って、ね
  のはらうたⅤ~工藤直子

春の風が子どもたちの背中をおして、それぞれが進級の時期を迎えます。次に進むおもいは止められず「大きくなりたい」欲求は、子どもたちの育ちのもとです。元京都大学総長の山際寿一先生はアフリカでゴリラ研究をされ霊長類学者の第一人者です。彼はゴリラやーチンパンジーと違うのは、人間だけが目標を持つことができる。人間だけはいくつになっても変われることができ、モヤモヤを抱え続けて忍耐力も必要ですが、その先の未来に何かが起こるかもしれない可能性を温めることができます。挑戦できることに出会えたら、思い切って飛んでみる。その先に「おもしろい」ことが待っている。多くの人間がいるこの世界の中で自分は唯一無二の存在であって、他の誰でもない私がするから自信が持てると。
子どもたちの未来を共に、共感し応援できる私たちでありたいです。
この社会のグローバル化やテロ、経済危機など危険な可能性を悲しみながらも、山際教授は自分の身を守るためにも「武器を使わず人」との関係性を築くことの大切さが必要であると言われます。アナログであれ人と人との信頼空間を築いていくことが、自分や人間には不可欠である。実りある対話をするための「対人力」の軸は〈相手の立場に立って物事を考える〉〈状況に即して結論を出せる〉〈自分が決定する〉だと・・。
子どもたちが多くの仲間、年齢や障がい、あらゆる人の壁を越えて共生で生きていることは財産であり、この三つを育てていくことが大切であると改めて思います。「面白いこと!」を共感し、対人力、独創力を磨いて人生を歩んでいってくれることを望みます。   奥田輝代

3月の主な行事予定

 
3日 金 ひなまつり・5歳児懇談会心
7日 火 避難訓練
10日 月 卒園お祝い会(5歳児と乳児)
16日 木 2023年度入園説明会心 ・内科検診
18日 土 卒園式心・部屋移動
22日 水 数遊び
24日 金 シーサークラブ新1年生との交流会
28日 火 積み木遊び(幼児)
心は保護者参加行事です