めぐみ保育園

お知らせ:めぐみだより

《子どもは大人の父!~子ども時代を大切に生きる》12月のめぐみだより

《子どもは大人の父!~子ども時代を大切に生きる》
 もう師走の月に突入です。11月にはふれあいまつり、収穫パーティ、ミカン狩りと多くのお楽しみの行事が行われて子どもたちも楽しく過ごしました。コロナにインフルエンザがW流行と言われるドキドキな状況が続きますが、12月もお楽しみが続くよう願います。
子どもたち用に感染測定キットを配布させて頂きましたが、上手く活用し体調管理に努めて頂きたいと思います。くれぐれも体調に関しては診療機関を受診しての判断となります。

2~5才児までバスに乗って上ノ太子のみかん狩りに出かけました。俵万智さんのうたに 
『みかん一つに 言葉こんなにあふれおり かわ・たね・あまい・しる・いいにおい』を思い出します。黄色に色づくイチョウや鈴なりのみかん、息を吐き登る山道に、実際に体験する子どもたちの心と身体が弾んでイキイキしていました。大人の私たちも子どもたちの安全に気を配りながらも、ひさびさに自然の営みに心が洗われます。

「虹」 ワーズワース
空にかかった虹を見ると
私の心は高鳴るのだ
子どもの頃もそうだった
大人になった今もそうだ
年おいてもそうありたい
でなければ死をたまえ!
子どもは大人の父である
願わくばわが人生の一日一日が
自然を敬う気持ちで結ばれんことを


子どもたちと散歩すると、きれいな葉っぱやカマキリを発見すると立止まり、時間は過ぎ目的地には到着しません。タイミングを見て関心を次に向けての連続です。大人は予測でき解る答えをついつい教えて行動させてしまいます。子どもの発見に葛藤しながらですが、子どもたちの感受性や好奇心を二の次、三の次に・・。子どもたちの気づきや感動は?。単なる知識の過多は学びの深さにかならずしも結びつかないかもしれません。
子どもたちが育ちの中で感じ思ったことを、学びや社会に生きるいしずえとして育ってほしいと思います。「子どもは大人の父である」はそんな言葉ではないかと思うのです。
私たち大人は、時間に追われ仕事に追われ、葛藤しながらも子どもたちを育てています。
子どもの時代を楽しんで過ごした時や葛藤の時を振り返り心の片隅におきながら、子どもたちの思いに寄り添い一緒に過ごしていきたいなと思うのです。
子ども時代を精一杯生きてほしい!クリスマスを迎え一年を無事に過ごせたことに感謝し、子どもたちみんなの幸せを祈ります。             奥田輝代

12月の主な行事予定

 
2日 金 お餅つき会
9日 金 めぐみ教会でクリスマスのお話
13日 火 避難訓練
17日 土 幼児保育参観(9:00~11:00)
19日 月 いきいきくらぶクリスマス交流(5歳児)
20日 火 積み木遊びの日(幼児)
21日 水 クリスマス会・5歳児数遊び(午後)
28日 水 保育納め・12/29~1/3年末年始の休園
心は親子行事です