めぐみ保育園

お知らせ:めぐみだより

《運動をしよう!》9月のめぐみだより

 《運動をしよう!》
残暑厳しい中、少しずつ秋がしのびよる気配を感じます。この夏も連日35度を超える気候変動のなか、各地に多くの大雨や被害が出ています。台風の季節を迎えるなかで安心できない日常です。コロナ、熱中症、RSと子どもたちの体調を守るのも厳しい昨今の現実です。引き続き、検温と手洗い、消毒の日々は継続ですが、状況をみながら活動の幅を広げていければうれしいです。
先日の「平和を考える日」は久々に「チェロ」の半田さん、「バイオリン」の武原さんの演奏と詩の朗読を聞くことができました。参加したばらホームさんのお友だちもその音色で身体が自然にゆれて、生の音楽の力を感じました。ウクライナの曲を聞きながら改めて、悲しい現実もまた存在していることが辛いです。早く戦争が終わることを願います。
近年も家庭内や不特定の人への殺傷事件のニュースがよく聞かれます。それぞれに背景がある中で、心の苦しさや不満を誰にも言えずに孤立のなかでネットや他へはけ口を向けてしまうのでしょうか?数年続くコロナ禍も影響し厳しいのですが、子どもたちも含めて改めて「スマホ」との関わりは気になるところです。最近話題になっているアンデシュ・ハンセンさんの「スマホ脳」「最強脳」等を読み返しながら、その便利さを痛感しながらも、手放すことができずつい手が勝手にスマホにむかう。その手軽さ知りたい情報を手にし連絡も、時間があればゲームも動画も楽しめ暇もつぶしてくれる。魅力の道具、子どもにとっても快楽物質「ドーパミン」の中毒に陥れる魅力があります。子どもは大人の力でコントロールできる部分も今のうちはありますが、若者のなかでは記憶力、集中力の低下、睡眠障害、繋がりたいという気持ちのSNSがより孤独感を深めてしまったりと、使い方が過ぎると心身に悪影響を与えることもあります。あのスティーブ・ジョブズは自分や子どものiPad使用時間を厳しく制限していたというエピソードもありますが、子どもに「スクリーン」を与えっぱなしにはしないことは大切です。
デジタル化が脳に及ぼす影響はまだまだ研究の過渡、構築中ですが、ハンセンは脳をレベルアップさせる手段は―「運動すること」であると・・。数多くの研究でも、運動があらゆる認知機能を高め、発想力を高め、さらには記憶力や集中力もとあります。当たり前のようで、なかなか生活の中で、充分できなくなっているのも事実です。お外に出るのも厳しい気候でしたが、工夫しながら一緒に散歩やボール遊び、ジョギングなんでも生活の質を高めて睡眠や食欲、気持ちよく過ごせた自信も良い効果ですね。園でも子どもたちは過ごしやすい日は、急に鉄棒を始めたりと身体が欲求しているように活動を始めます。デジタルに吞み込まれず、人との生のつながりを大切にできる子どもたちの育ちを応援したいものです。
私たち大人も一緒に意識して身体を動かすこと、気候の良い日楽しみたいです。 奥田輝代

9月の主な行事予定

 
6日 火 避難訓練
15日 木 内科検診
17日 土 ばらホーム親子遊び会心
心保護者参加行事です。