めぐみ保育園

お知らせ:めぐみだより

 《ぼくはありったけおりこうです!》3月のめぐみだより

 オミクロンの驚異がめぐみにも出現!陽性で高熱により辛い思いで過ごされている皆様、又濃厚接触者として家庭で健康観察をお願いしている皆様、合わせてまん延防止により家庭保育にご協力いただいている皆様には、大変な思いで過ごされていることに申しわけなく思います。今回は乳幼児にも多く感染し、家族内での感染も多くみられる感染力の強さに驚かされます。当たり前の園生活が少しでも早く取り戻せることを願っております。
今年度最後の月を迎えて、いよいよ進級・進学にむけて子どもたちと共に気持ちを整えていきたい思いです。第六波最後の辛いところですが、コロナ禍にありながらも、子どもたちと一緒にできる限りの生活は維持し楽しんでくることができたと思います。子どもたちの一年一年の成長を毎年この月には感じさせてくれます。

「六つになった」 
                  A・A・ミルン
一つのときは なにもかも はじめてだった
二つのときは ぼくはまるっきり しんまいだった
三つのとき ぼくはやっと ぼくになった
四つのとき ぼくは 大きくなりたかった
五つのときには なにからなにまで おもしろかった
今は六つで  ぼくはありったけおりこうです
だから いつまでも 六つでいたいと思います

この詩は「クマのプーさん」のお話しで有名なミルンの詩です。ミルンはわが子クリストファーロビンの姿と自分のこども時代を込めて、子どもの成長する姿を作品にこめています。
生まれてから1~2歳児の頃は初めての出会いに戸惑いイヤイヤを言い続け困らせながら過ごして、自分の自我を発見する3歳の時期、いろいろなことを吸収し自分の力を感じてくる4歳児、知りたくて不思議で興味いっぱいの5歳の頃、そしてそれを知ろうと考え始める6歳。知った喜びを基に、もっともっと理解するための努力を惜しみません。「ありったけおりこう」な自分、自信に満ちた姿を誇らしく思える6歳なのです。子どもたちの園生活や家庭での育ちの中で、とても大切な自我、自己肯定感を作り出す大切な時間であると思います。卒園していく子どもたちの言葉の中に秘められた自信を感じさせてくれます。
ミルンの作品の言葉の中に
ピグレット 「プー、朝起きた時、最初に自分に話しかける言葉はなんだい?」
プーさん  「『朝ごはんは何かなあ?』だね。ピグレット、君はどうなんだい?」
ピグレット 「ぼくは、『今日はどんなワクワクすることが起こるだろうなあ?』って言うよ」
プーさん  「じゃあ一緒だね」
保育園での日々が子どもたちにとって「ワクワクする」日々であり、一緒にそれを楽しめる仲間がいる場所であることがとても大切なことであると思います。日々の積み重ねの中で、泣いたり笑ったり・助け助けられ磨いてきたことを財産として、これからの自分を輝かせてほしいと思います。コロナにはくじけずに!      奥田輝代

3月の主な行事予定

 
3日 木 ひなまつり
4日 金 5歳児懇談会→中止します
8日 火 避難訓練
9日 水 みそ造り
10日 木 入園説明会・内科検診
16日 水 5歳児保護者掃除・作品持ち帰り心
19日 土 卒園式・部屋移動(新年度準備)心
22日 火 積み木遊び(幼児クラス)
23日 水 数遊び(5歳児)
31日 木 2021年度保育終了

心は保護者参加行事です