めぐみ保育園 給食だより

4月

暖かな春風に包まれ、入園・進級の日を迎えました。職員一同、子どもたちを喜んで迎えています。給食室では、旬の食材を使った安全でおいしい給食を提供してまいりますので、どうぞ宜しくお願い致します。

給食が始まります
当園では、味や栄養に配慮した献立で給食作りを行っています。旬の食材を使い、各お部屋の前にその日の献立を掲示するなど、子どもたちが食に興味を持てるよう、日々工夫をこらしてまいります。おやつも手作りで安心して食べれるものを提供しています。

保育所での食事に慣れるために
初めのうちは、子どもたちも新しい環境のなかで過ごすことに、不安や緊張を覚えていることと思います。どんな人がどんな場所で給食を作っているのかを知ることは、安心につながりますので、ご家庭でも話題にしてみてください。また、みんなで食事することの楽しさに気づけるように、保育者や調理担当者で協力して進めていきたいと思います。

食育ってどんなこと?
食育とはさまざまな体験を通して、「食」に関する知識と「食」を選択する力を身につけ、健全な食生活を実践できる力を育むことです。食を営む力にとって、基礎ができる乳幼児期は重要な時期になります。
目指す子どもの姿
●おなかのすくリズムの持てる子ども
●食べたいもの、好きなものが増える子ども
●一緒に食べたい人がいる子ども
●食事作り、準備に関わるこども



今月のおすすめ献立


手作りふりかけ
【材料】
きゃべつふりかけ、きゃべつ:1/6玉、ちりめんじゃこ:20g、ごま油・塩 適量、鮭フレーク、鮭:1切れ、青のり:小さじ1、塩:少々、ごま油:適量
【作り方】
○キャベツふりかけ
 キャベツをあらみじんにきり、ごま油をしいたフライパンにキャベツとちりめんじゃこを加えて炒め、塩で味を整える。
○鮭フレーク
 鮭を焼き、ほぐしてからごま油をしいたフライパンにいれて炒める。青のりと塩を加えたら出来上がり!

今月の調理保育


みんなでみそづくり
きりんさん初めてのクッキング!みんなみそ作りをとても楽しみにしてくれていたようで、一生懸命作ってくれました!午前中にみんなに蒸した大豆をお部屋に持っていき、踏んでもらいました。ビニール袋に入った大豆をふみふみしてつぶしてもらい、踏んだ後、給食室に持ってきてくれたときは、この後のみそ作りをとてもたのしみにしてくれているような表情でした。午後からはきりんさんにお手伝いしてもらい、塩と麹をいれて仕上げました。麹の独特なにおいや、踏んだあとの大豆の食感などの体験はとても新鮮だったと思います。麹や大豆を落とさないよう最初に約束し、みんなとっても真剣で一生懸命混ぜてくれました!「おいしくなーれ」と言いながら踏んでくれたり、混ぜてくれたりしてくれたので、とってもおいしいお味噌ができると思います。できあがるのは秋くらいの予定です!
味噌作り方
【材料】
米こうじ:1枚、大豆:750g、塩:370g、大豆の煮汁:200cc
【作り方】
①大豆は洗ってから一晩水に浸しておく。
➁水をたっぷり入れ、大豆をやわらかく煮る(3~4時間程度、親指と小指ではさんで潰れるくらい)。分量の煮汁をとっておく。このときとった煮汁に塩をひとつまみほど入れておく。(煮汁の腐敗を防ぐため)
③煮あがった大豆をつぶす。
④大豆、米こうじ、塩、煮汁を均一によく混ぜる。
⑤容器の中にすき間なく詰め込み、表面にラップ等を密着させ、ふたをしておく。(この時できれば落とし蓋と重石をしておく。)
⑥熟成させる。
(みそはある程度気温がないと発酵しません。冬に仕込んだものは早ければ梅雨明け位には食べられるようになりますが、夏を越して9月から10月位になれば旨みがより一層出てきます。出来るまでは冷蔵庫に入れないで下さい。)