めぐみ保育園

お知らせ:めぐみだより

 《認め合える力が助け合える力に!》10月のめぐみだより

 《認め合える力が助け合える力に!》
9月12日に2才児の親子あそび会をしました。残暑が続く中で汗をかきかき保護者の方々は参加して下さり、ほんとうにありがとうございました。今年度子どもたちの行事が全くできずにいましたが、クラスとして初めての取り組みとなりました。行事に関しては状況に応じて今後も検討することになりますが、10月3日、幼児の運動遊び会(めぐみマール)については小林小学校の体育館をお借りしてホーム交代で入替えをし、参加人数を限定して行うことにします。ご理解・ご協力をお願いいたします。
スポーツの分野でも少しずつ開催され始めました。先月テニスの全米オープン大会で、大坂なおみ選手が優勝したのも記憶に新しいです。彼女のファイトに感動と共に、アメリカ各地で繰り広げられるデモ、黒人に対する人種差別に抗議して亡くなった方の名前入りの黒マスクをつけ、「みんなの考えるきっかけにしたかった」と言葉にしています。一時は棄権を表明した中で、多くの人々の指示の下すばらしいモチベーションをもって戦いぬき勝利しました。今までオリンピックでは多くのマイノリティの人たちが抗議を行った場合、失格扱いにされていましたが、今アメリカでは一般の人々と共にスポーツ選手も抗議を示したり、又球団もチームも同じように共に異を唱え意思を示しています。人種差別の強いアメリカにおいても大きな決断が示されたように思いました。
日本ではどうなったでしょうか?賛同と共に「日本人をやめろ」いうSNSが出たり、芸能人がSNSを発信すればひどいバッシング、まだまだヘイトスピーチも多く見られます。私は差別していない!と思って、他人事と感じているだけでは本当にさまざまな差別は無くならないのです。自分自身の知らないことから生まれてくる問題に目を向ける勇気が私たちにとっても大切ですね.
 私たちが子どもたちに願う、人の苦しみや痛みに自分のこととして向き合える子どもたちの大切な感性を、共に仲間や地域の中で一緒に育てていきたいと思います。コロナ禍なのか自殺者も増え心の闇もひろがります。少しでも互いを認め合う社会に近づけば、子どもたちが困ったとき、苦しいときにもSOSを出すことができ、力を合わせることで解決できることが増えるかもしれません。何事もできることが増えるのはとっても嬉しいことですが、それが誰かの役に立ったり、喜ばれたり、互いに支え合える共生力が育つことでほんとうの仲間になれます。毎日の積み重ね、行事や取り組みの中で育ちあえる関係を築きあいたいものです。
(園庭のハイビスカス)

                         奥田輝代

10月の主な行事予定

 

3日 土 めぐみマール(幼児クラス運動遊び会)心
13日 火 積木遊びの日
14日 水 風邪予防のお話(幼児)
22日 木 小林小学校との合同避難訓練

心は親子参加行事です
*座布団読みはクラス毎に日にちを決めて行います。
*幼児クラスの絵本の貸出日は掲示ボードでお知らせします。