めぐみ保育園

お知らせ:めぐみだより

 《自分と他のいのちに、ほんの少しだけ優しく!》9月のめぐみだより

 《自分と他のいのちに、ほんの少しだけ優しく!》
連日頭がクラクラするような暑い日々で、熱中症情報は「厳重警戒」から「危険」を示し、運動はできない指数になってしまいます。お部屋ではクーラーをつけっぱなしで、換気のため戸も開いている状態、コロナ対策です。気候変動の厳しいなかで、この地球はどこに行くのでしょうか?
この7月からスーパーやコンビニのレジ袋プラスチック袋の有料化が始まりました。プラスチックごみがマイクロプラスチックとして海洋の魚が食べて蓄積されて、人間が食べた魚を通して有害な働きをすることは、知られる話題になりましたが、大半を占める焼却したプラごみは、リサイクルの名のもとダイオキシンを発生し、温暖化を促進します。
最近ではオーストラリアの森林火災ニュースでコアラが被害に。ユーカリの木は油分が多く40度以上が続くと火災が起こるといわれます。ケニアでバッタが大量発生、干ばつのニュースも、今までは他国のことのように思っていたことですが、どうやら日本でも台風、豪雨、洪水と多くの災害が多発するのが日常化しています。地球の温暖化、気候変動についてもどうも考えざるをえなくなりました。
環境活動家の谷口たかひさ氏が言われる言葉で-「自分」と「他のいのち」にあとほんの少しだけ優しくなる-と言われます。①ごみを減らす(プラごみ・フードロス) ②省エネ ③交通公共機関を利用する ④肉を減らす(*工業型畜産で動物の過密飼い・高カロリーの餌・抗生物質・品質改良の畜産の現実もあり、飢餓の現状を考えれば牛1キロのためにとうもろこし11キロの飼料が必要という)を提唱されていました。私たちの知らないことは実際いっぱいあります。みんなが知ることで、少しでも変わることがあるかもしれません。

8月「平和を考える日」を子どもたちと一緒に取り組みます。今年はコロナの影響で広島や長崎のニュースが大きく報道されていなかったように感じます。過去のことをではなく、今を理解するため「いのち」を大切にする子どもたちでいてほしいです。絵本「広島の原爆」や「8月6日のこと」等や「探しています」の紙芝居を見聞きしながら、ゲストで来てくださったチェロ奏者‐半田ひろ美さんのすばらしい楽器の演奏とともに、感じること・考えることを大切に過ごしました。
(半田ひろ美さんの演奏)

イモ雑炊・すいとんの給食と共に・・。「自分」と「他のいのち」にあとほんの少しだけ優しくなれたらと思います。多くの機会がコロナで少なくなっている今、チェロの楽器から響く音色にとても心が洗われ癒された時間でした。感謝です。          奥田輝代

9月の主な行事予定

 

2日 水 歯科検診(全園児)
8日 火 避難訓練
10日 木 内科健診(全園児)
12日 土 親子遊び会(2歳児うさぎぐみ)心
15日 火 敬老の日のお祝い
29日 火   積木遊び(幼児クラス)
心は親子参加行事です
*座布団読みはクラス毎に日にちを決めて行います。
*幼児クラスの絵本の貸出日は掲示ボードでお知らせします。