めぐみ保育園

お知らせ:めぐみだより

《明けましておめでとうございます。》1月のめぐみだより

《明けましておめでとうございます。》
昨年は、「令和」への改元そしてラグビーワールドカップの熱気で年末までにぎやかでした。一方で多発する自然災害や、変わらず幼い命が事故や虐待で奪われたり、アフガニスタンで活動する中村哲医師が銃撃されるなど、大切な命が失われなど辛いこともありました。
又2019年度の出生数が86万4000人で90万人を割り込む数で推計より2年も早いとか、日本人が毎年自然減50万人減少というショッキングなニュースでした。命が生まれてくることの困難さ、女性総活躍の社会と謳われながらも働き続けることの困難さが社会の現実です。大正区でも人口も子どもたちも少ないなと感じるこの頃ですね。
以前は出生率も平均的に二人以上は子どもが生まれていたのに、最近では二人以下です。「子育てや教育にお金がかかりすぎる」声に、「将来の教育費に対する補助」「幼稚園・保育所などの費用の補助」を取り上げ、将来の出生率を上げるために政府は、「幼児教育・保育の無償化」を昨年度打ち上げました。子育て家庭の経済的負担の軽減は、正直ありがたいことです。一方雇用の在り方や所得の格差が、簡単に改善されることは難しいのですが・・。
今後の社会保障を支える支え手を増やすことも大切です。しかしもっと重要に思うのは、生まれてくる子どもたちが健やかに、心豊かな育ちを保障されること、将来にわたる人間形成の基礎を培い、確かな人材を育てることが大切です。人材の量が大切な分、質として子どもたちが将来の社会を考えていけるような人格形成をしっかりできる社会を、めざしていければと思います。
今教育の世界では行動の基礎として記憶、知覚、注意、言語理解、判断等知的機能として認知機能が大切ですが、見る力、聞く力を通して情報を整理する「想像する力」「気持ちのコントロール力」等非認知能力を高めていくことが今大切であると言われています。自分で考えて行動する力を子どもたちには育ててほしいものです。今後の社会を担っていく、それが大切な子どもたちの「質」かもしれません。
2020年は東京ではオリンピック・パラリンピックが開かれ、今後大阪では万博等にぎやかな催しがあり、気持ちは晴れやかに、元気をたくさんもらえるとうれしいです。子どもたちにとって大切な時代を過ごすために、今年も前をむいて過ごせる一年にしていきましょう!   
本年もよろしくお願いいたします。      奥田輝代

1月の主な行事予定



4日(土) 保育始め(土曜保育)
10日(金) お正月遊び会・お餅焼き
17日(金) 2歳児懇談会心
18日(土) 0・1歳児保育参観・懇談会心
21日(火) 積木遊びの日(幼児クラス)
24日(金) 幼児公開保育(他園からの保育観察研修)
30日(木) にこにこサロン心
心は保護者参加行事です