めぐみ保育園 給食だより

なんでもバランスよく食べよう(5月給食だより)

好き嫌いなく何でも食べられるようになるには、食事を強制してはいけません。子どもに「食事は嫌いだ、つらい」という思いを抱かせてしまいます。子どもにとっての「楽しい食事環境づくり」を考えてみましょう。
何でも食べられるようになるために
①一緒に食べる
②一緒に料理をする
③強制しない
④調理にひと工夫
⑤収穫の喜びを知る
⑥離乳食からの環境づくり

今月のおすすめ献立


よもぎ団子
【材料】
白玉粉:150g、よもぎ粉:1~2g、水:125g、きなこ:適量、砂糖:適量
【作り方】
① よもぎ粉を水によく溶かしておく。白玉粉と合わせてよく混ぜて、ひとまとまりにしてラップに包んでおきます。(お湯が沸騰するまでの間)
② 沸騰したお湯に一口大の大きさに丸めて真ん中をくぼませて茹でます。
③ 上に団子が浮いてきたら冷水に入れて冷やし、水気を切ってから、きな粉と砂糖を混ぜたものをかけて出来上がり!
※黒蜜やあんこをつけて食べても美味しいですよ!

今月の調理保育


桜の葉の塩漬け
ぞうぐみさんにお手伝いしてもらい、さくらんぼの木の葉っぱを取ってもらいました。葉の塩漬けは一週間前に行います。葉っぱはきれいに洗ってゆがくと、色が変化します。ゆがく前に、どんな色に変化するか予想してもらい、実際にゆがいたものをみてもらうと、「すごい!黄緑色になった!」「桜餅のいいにおいがする!」などみんな興味津々でした。そのあと塩に漬け込んで一週間後に桜餅作りです。
桜餅作り
「何の葉っぱ?」「何に漬けた?」など質問すると、みんな、「さくらんぼの木!」「塩を入れた」と覚えてくれていました。保育園では関西風ではなく関東風の桜餅なので、お皿に葉っぱとお餅とあんこをのせて、丸めてもらいました。みんなとても上手に丸めてくれて、葉っぱは「しょっぱい」と言いながらも食べていました。たくさんおかわりもしてくれて、桜餅作り大成功でした!

食育コラム


塩味って何?
体の塩類バランスを整える味です。このため、塩が欠乏すると…
★食欲がなくなる
★やる気がなくなる
 つまり、体内の水分の量や濃度を一定に保ち、血圧を安定させて、私たちの体を守ってくれる働きをする味なのです。
 しかし、とりすぎてはいけません。1日の塩分摂取量は、成人で1日グラム以下、幼児では5グラム以下、特に3歳以下の子どもは1日3グラム以内におさえましょう。