めぐみ保育園

お知らせ:めぐみだより

《こころ弾むお話しの世界を楽しむ!》7月のめぐみだより

《こころ弾むお話しの世界を楽しむ!》
気候変動が大きいのか、胃腸炎や高熱、手足口病と多く感染症も相変わらず続き、体調管理が難しい季節です。身体のコントロールも大変な中で、社会では子どもたちが巻き込まれる痛ましい交通事故やけん銃・包丁と物騒な事件が多発し、安心して過ごすことができないこの頃です。子どもたちと園外に出て自然にふれたり、体験を積み重ねることも簡単にはできない社会はとても残念です。職員もいつもの散歩コースを点検し、危険を回避できるよう確認を行っています。
先日、地域向けに「お話し会」があり、その後幼児クラスでも絵本の読み聞かせをして頂きました。月間絵本を届けて頂く「大阪東子どものとも社」の鈴木さんは、子どもたちにも大人気です。園でもざぶとん読みの日には、絵本を通して親子一緒にぬくもりの中で子どもたちがイメージを膨らませ、物語の世界を楽しんでもらえるようお願いしています。絵本は子どもの育つ大切な文化の一つです。乳児クラスの保育の中では一人ひとりとページをめくり読んであげながら、絵やことばで絵本の世界を楽しむことを大切にしていますが、幼児クラスの中ではみんなでお話を聞く時間もあります。一人ひとり興味も理解も違うところもありますが、読み聞かせのお話に、ぐんぐん引き込まれていく子どもたちの姿があり、その一体感がまた楽しさを生んで、またまたはまっていく。イメージの世界を仲間と共有する出会いが、仲間同士の遊びや会話の中にも広がりより創造力も広がっていきます。見ているとほんとうにおもしろい!
もちろん場所をめぐって争っていたり、興味ない風で場を抜け出す子もいます。でも抜けた場で耳を傾けていたり、いつの間にか忘れていたり折り合いをつけていたり・・。絵本にはそんな力があるのだと思います。もっと楽しい子どもたちの世界がひろがり、一人ひとりの豊かな育ちが育まれればと思います。
今は、テレビ、ビデオにとどまらず、スマホ、赤ちゃん向けのアプリをはじめ、デジタル絵本等々、あらゆる世界が子どもたちの中にも浸透して、IT化が進み便利な社会です。バーチャルな世界を現実の世界と理解している子も多くいます。良い、悪いというより大人が上手くそのような機器と一緒に付き合えるようしてほしいと思います
絵本やわらべうた、歌や紙芝居、ペープサート、人形劇・・子どもたちが心揺さぶられ、人と共感する楽しさが子どもたちの文化であり、心を強くそして我慢する心、思いやりや優しさ、真・信・善・美しさとして人間としての感性を豊かにしてくれると思います。
乳幼児期は五感を通した体験がとても重要な時期です。人が人として育つ大事な時期にしかできない体験を十分楽しんで育っていってほしいと思います。  奥田輝代

7月の主な行事予定



5日 金 乳児クラス懇談会心
9日 火 保護者の会役員会(なつまつり準備)心
13日 土 なつまつり(16時10分集合)心
16日 火 避難訓練
17日 水 プール開き(幼児クラス)
19日 金 宿泊保育説明会(5歳児保護者4:45~)・にこにこサロン心
23日 火 積木遊び
26日 金 ~27日(土)5歳児宿泊保育
心は保護者参加行事です。