めぐみ保育園

お知らせ:めぐみだより

《気づくこと、感じることを大切に!》6月のめぐみだより

《気づくこと、感じることを大切に!》
梅雨が始まろうとする中で、つつじからあじさいの花が公園に顔を見せて季節の変化を感じさせられます。季節の変わり目で体調を崩しがち、生活リズムを整えて迎えたいです。
 先日は奈良にある竹取公園へ親子遠足、お疲れ様でした。発熱等で参加できないお友だちもおり残念でしたが、程よい曇り空の下みんなでわらべうたやゲーム、パラバルーンをして遊びました。子どもたちの好きな大型遊具もあり汗をかきかきとても楽しそうでした。
 
少しずつ生活の流れが落ち着き、遊びやお友だちとも馴染めてきたこの頃です。今年度から乳児クラスでは、子どもたち一人ひとりの育ちの姿を、ポートフォリオで伝えられるようにノートに差し込んでいます。保護者の方々から見えることも書き込んで頂き、我が子の今の姿を確認しながら次への育ちを一緒に支えていければと思います。幼児クラスでは毎日子どもたちの活動を貼り出しています。その日の子どもたちの興味や発見から活動を伝え、子どもたちの思いや育つ姿を家庭でも共感して頂きたいと思います。子どもたちの顔を映す写真ではなく、あくまでも活動を伝えるためのものです。又、毎月のめぐみだよりでは、日々だけで伝えきれない連続したクラスでの子どもたちの興味や取り組みを紹介していきます。その中で育つ子ども同士の関わりや学びを考えていきたいと思っています。子どもたちのこれからの育ちと学びの一年間を楽しみにしています!(但し、子どもたちの顔が映っていますので、あくまでも保護者の方々への家庭用に発行しているものです。それ以外のところへの露出は差し控えて頂きますようお願いいたします。)

なめくじのうた(室生犀星)
雨さえふれば
なめくじのさんぽです。
なにがたのしいのか
にんげんにもこわがらず
へいきになめくじはあるいています。
よく見ていたら
なめくじは苔をたべている、
苔はおいしいのか
あめさえふればなめくじのさんぽです。
なるべく日あたりのわるいところを
学者のような顔をしてさんぽです。
さんぽしながら本を読むのでしょう。


どこかで聞いた詩人ですね。この詩は子どもたちの観察に似ています。素直に見えたもの、感じたものをことばにして、小さき弱き命にも思いを寄せる温かさを感じます。
彼の「動物詩集」の序章には、
「生きものの
いのちをとらば
生きものはかなしかるらん。
生きものをかなしがらすな。
生きもののいのちをとるな。」
戦争末期に読まれた言葉に深く刻まれた
願いを感じます。子どもたちは何事にも無頓着に見えますが、小さきもの弱きものにも深く心を通わせる感性を持っています。
奥田輝代

6月の行事予定


1日 金 積木遊び(幼児クラス)
12日 火 避難訓練・大正中央中学職場体験(3名)
14日 木 ~15日(金)大正北中学校職場体験(4名)
20日 水 歯科検診
21日 木 絵本の読み聞かせ(こどものとも鈴木氏)
22日 金 乳児懇談会(16:30~17:30)心
28日 木 保健師相談日(10:00~12:00)心  航空写真とクラス写真の撮影   にこにこサロン心
心は保護者参加の行事です。