めぐみ保育園

お知らせ:めぐみだより

新年、あけましておめでとうございます。~1月号

年始より新園舎での保育が開始いたしました。これからも子どもたちが安心して楽しく過ごせるよう職員一同努力していきたいと思います。不慣れなため行き届かない点があろうかと思いますが、ご理解ご協力をよろしくお願いいたします。
工藤直子さんの詩「ゆめみるちびへび」を読むと好奇心、探求心で目を輝かせワクワクしている子どもたちの笑顔が浮かびます。どの子も毎日、毎日、今を一生懸命生きて、前に向かってすすんでいます。
ゆめみる ちびへび
     へびいちのすけ
まいにち まいにち
まいにち まいにち
いつも
いちばん
うれしい ひに
なりますように
 工藤直子「のはらうた」より

子どもの権利保障のための世界共通の基準といわれる「子どもの権利条約」を日本で批准してから30年が経ちました。 <条約の基本となる4つの原則>
①権利保障の前提としての差別の禁止(差別のないこと、すべての子どもの権利保障)
②子どもの最善の利益(子どもにとって最もよいことは何かを第1に考える)
③命・生存・発達の権利(命を守られ成長できること)
④子どもの意見の尊重(子どもが意味のある参加ができること)
この原則は、2023年に施行された日本の子どもに関する基本的な法律「子ども基本法」にも
取り入れられています。どの子も取り残されることなく、大切にされながら、幸せに今を生き、自分らしく成長・発達していくために必要な「子どもの権利」として、私たち大人が、国が世界が保障し守ることを定めています。子どもの人権が守られていない様々な問題、貧困、虐待、戦争や飢餓で命が奪われている等の現実があることに目を背けることなく、私たちに出来ることは何かを考えていきたいと思います。
子どもは生まれた時から無条件に愛情を与えられるべき存在です。毎日一緒にいてくれる人がいて「あなたはそのままでいいよ」と認められる安心できる居場所があることで自分の力をだし成長していけるのです。大人の都合の優先ではなく子どもにとって最も良いことは何かを考えることが大切です。どの子にとっても、今その時その時が大切な時間であり、その時期にふさわしい必要な体験、幸せで楽しい瞬間を重ねることが、子どもたちの力になり育ちにつながるのだと思います。
今年も、新たな気持ちで子どもの権利、最善の利益を大事にし、一人の人間として尊重される、「子ども主体」の保育を目指します。そして「今何をしてほしいか」「今、何に興味、関心をもち何をしたいと思っているのか」を子どもの声に耳を傾け、聴き、好奇心、探究心を大切にし子どもたちが自ら育つ力を信じて保育していきたいと思います。 
 本年もどうぞよろしくお願いいたします。

1月の主な行事予定


4日 (土) 保育始め
10日 (金) お正月遊び会
11日 (土) 新園舎祝福式(5歳児が参加します)
17日(金) 2歳児懇談会
21日 (火) 避難訓練
22日 (水) 積み木遊び(幼児)
24日 (金) 冬の戸外遊び会・0・1歳児懇談会
28日(火) 数あそび(5歳児)