めぐみ保育園

お知らせ:にこにこニュース

♦子どもの宝物♦ 絵本とおもちゃ

◆子どもの宝物◆    絵本とおもちゃ

▶自己の立場
(林 明子絵 筒井頼子作
福音館書店刊)

子どもにとって兄弟の誕生は、嬉しいことであり誇りでもあるのです。喜々とした笑顔で赤ちゃん生まれるのと、教えてくれます。
赤ちゃんが昼寝している間に母親は銀行にでかけ、あさえに留守番を頼みます。絵本の主人公あさえは、母親にあてにされたのです。
目を覚ました赤ちゃんが泣きだします。かいがいしくお世話し、一緒に遊んでやりますが、ちょっとした隙に妹がいなくなります。さあ大変!真剣なまなざしで、あちこち探しますが…。最後の場面に、大人の心も涙します。
 何でも出来る自分、その万能感があてにされることを好みます。しかし、責任が果たせなかった時は、自己評価を下げてしまいます。子どもにとって兄弟の誕生は、喜びであり不安な出来事でもあるのです。しかし、あさえは貴重な体験をしたようです。

  
(参考写真)
          
 ▶社会性を育てる、ドールハウス遊び ▶
人形の家遊びです。遊びの主人公は自分でなく、人形なのです。家の家具なども人形に合わせて小さくこさえてあります。 
日頃の家族関係を模倣したりする遊びです。家族一人ひとりの役割などを学ぶ遊びです。

おもちゃは大人が、子どもがよりよく楽しめるように考え出された物。しかし、子どもが発見して飽きずに遊んでくれないとおもちゃでなく、ただの物です。絵本は,大人が創って子ども達と共読する文化財です。どちらも、子どもの生活のためにはなくてはならない宝物です。(個育ちネット:たんぽぽ 小西勝美)