めぐみ保育園

お知らせ:めぐみだより

《いろいろいろんな家族のたいせつな思い》10月のめぐみだより

《いろいろいろんな家族のたいせつな思い》
年度がスタートしても6/20まで緊急事態宣言、~8/1までまん延防止、引き続き9/30まで緊急事態と変わらずコロナで終始して、我慢の日々が続きました。園の周りの学校関係も休校が軒並みで、10代の感染が広がり辛い緊張の連続です。保護者の皆さまのご協力のなかで、なんとか保育を継続しているところです。解除されることになっても、状況によっては行事等についても変更、中止も含めて検討していくことになります。
心がムズムズする状況下ですが、9月の平和を考える日にはチエロやマリンバの演奏にふれたり、実習にきた大学生とのふれ合いで気持ちを寄せたり、コロナ禍で交流できない千島住宅や子どもたちの大切な方々へのプレゼントやはがき、ポスター作りをして見えないけれど心のなかに温かい気持ちをつないでいく日々を過ごしました。
東京でのパラリンピックも終了しテレビ観戦をした子どもたちも、障がい者の方々への実感がまだまだ乏しい中ですが、その頑張っている姿に「面白かった!」とか多くの感想が寄せられたように思います。「調和と多様性」のテーマが一時のブームに終わらせないでほしいです。
(文:メアリ・ホフマン  絵:ロス・アスクイス  訳:すぎもとえみ)

幼児クラスでは日々の生活の中で積み重ねたたくさんの経験を整理しながら、興味や認識を深めてことばや表現につなげていくことを大切にして課業を行っています。季節や時期、体験をもとに自然と社会の中で、生き物や季節、素材、家族や地域、国々、家、職業、交通等を取り上げて楽しんでいきます。単に知識を増やすことではなく、興味や思考、関心を広げていくことが大切であると思います。
「いろいろいろんなかぞくのほん」は、世界中にはいろんな家族があり、一人親、祖父母と子どもたち、大家族、ペットも家族に含める。住む場所、仕事、家族の楽しみ方もいろいろあります。どこのページを開けても、いろんな家族や暮らし方が発見できる楽しいイラストを見ながら感じさせてくれる絵本です。
子どもの時の価値観は男らしさ、女らしさ等も含め、固定化されるものが多いものです。違ったものを異質化し受け入れない生活は、自分こそが正しいにこだわり、実は自分をより苦しめてしまうかもしれません。自由な発想は、人や違った価値観をも受け入れる中で生み出されるように思います。人を傷つけないこと、間違ったと思うことを受け入れる勇気も含めて、困ったときは助けてもらう。精一杯頑張りチャレンジする気持ちとともに、自分も人も大切にできる子を育てていきたいと思います。    奥田輝代

10月の主な行事予定

 
9日 土 めぐみまーる(幼児運動遊び会)心
10日 日 めぐみまーる予備日
12日 火 避難訓練
19日 火 積木遊び(幼児)
20日 水 数遊び(5歳児)
23日 土 2歳児親子遊び会心
心は保護者参加行事です。
*新型コロナウイルス感染症の状況により、行事内容が変更になる場合があります。