めぐみ保育園

お知らせ:めぐみだより

《 多様性と調和?!》9月のめぐみだより

緊急事態宣言発令中!

《 多様性と調和?!》
 緊急事態宣言が続く中、子どもたちへの感染も広がっており不安な日々が続きます。園でも保育士のワクチン優先接種を受け順次接種を進めており、安心して子どもたちを迎えることができるよう努力してまいります。引き続き保護者の皆さまも家庭内での健康管理や感染予防にご協力頂き集団での生活を維持できますようご協力お願いいたします。
8月は東京オリンピックが始まり、選手の皆さんの頑張りに心が熱くなりました。口々に「皆さんに支えてもらい参加でき・感謝・。」とコメントされ本当に辛い時間を乗り越えて来られたと感じます。若き十代の活躍も将来を開けてくれる予感がありうれしいことです。
「多様性と調和」と謳われたオリンピックですが、いろんな課題を抱えていることを改めて感じさせられました。世界の場で「私はずっとただ"私自身"でいたかっただけなんです」とウエイトリフティングの選手がトランスジェンダーの自分を「他の人とは何も変わらないことを理解してもらえる世界になることを願っています」と話していました。ゲイを公表した男子シンクロ高飛び込みの選手が金メダルのあとやっと「自分が誇らしい」と感じることができたと。改めてどんな社会を選ぶのか、日本ではまだまだ性的マイノリティーへの理解が低いと感じます。
保育の場でも性差で区別することなく、「男らしく」「女らしく」も遊びも生活の場でも無いはずですが、しかしその中で悩む子は現実にいると思います。ピンクの服を着るのは女の子とか、髪型による見られ方、スカートでなくズボンをはきたい等。気持ちの在り方は多様であり「自分が自分である」ことをみんな模索しています。でも周りの意識がそれを留めてしまうことになる場合があることを、理解しておかねばと思います。

ニューヨークのセントラルパークの動物園での実話です。 ペンギンの世界でも恋の季節。飼育係のグラムジーさんがロイとシロというオスペンギンのカップルを見つけ、互いに恋に落ちた二羽は周りと同じように巣をつくり始めました。そっと放置された卵を、入れてあげました…。
タンゴは二人で踊るもの。二羽の結晶であるタンゴのお話です。
この絵本はブレンディみかこさんの「僕はイエローでホワイトで、ちょっとブルー」の著書、イギリス在住で多様な人種や貧困、家族の社会で育つ息子さんが自分のアイデンティティを模索する姿を親子みつめた本にも出てきます。イギリスではどの園にもある名作とも。
世の中にはいろんな家族の形があります。「ふつう」「あたりまえ」家族でなく世界においても生活様式や風習によっても違いがあります。子どもたちの時代にはもっと自由に自分を生きるためにも、人種や民族、性、障がい、出生・の壁がなくなることが大切だと思います。理解できていないこともたくさんあり、互いを理解することは簡単なことではありませんが、誰も相手を傷つける権利はなく、私たちは知ることから始めて、本当の仲間の輪をつなげていきたいと思います。パラも頑張ってるよ!  奥田輝代

9月の主な行事予定

 
9日 木 内科検診
11日 土 2歳児親子遊び会→10/23に延期します。
14日 火 避難訓練
21日 火 積木遊び(幼児)
22日 水 数遊び(5歳児)