めぐみ保育園

お知らせ:めぐみだより

《モンスターはどこに!》8月のめぐみだより

「緊急事態宣言」発令中

《モンスターはどこに!》
35度を超える暑さが続く本格的な夏を迎え、子どもたちは「今日はお外出てもいい?」と聞きに来ます。園庭で遊びたいけれど、熱中症指数により「危険」「厳重警戒」「警戒」「注意」「ほぼ安全」とあり、「危険」では運動はできません。「厳重警戒」で激しい運動はひかえよう、「警戒」で積極的に休憩しようと示されています。よってプールの日でも入れないこともあります。この近年はほんとうに異常気象とすら思える状態で、地球の温暖化による気候変動が子どもたちの生活にも多くの影響を及ぼしている現状です。温室効果ガスと言われる二酸化炭素、メタン等が及ぼす影響が生活の便利さと相まって、自然災害をともなって生活にあらわれています。子どもたちの未来の社会はどうなるのでしょう。 
  昨年に続き5才児の六甲山の家へのお泊り保育は中止になりました。子どもたちはデイキャンプを園で行い5才児だけの活動です。買物へも行きお昼には「ピザ作り」を楽しみぺろりと平らげていました。普段からごみの分別や資源のリサイクルについても意識して取り組んでいますが、身近なものを改めて考える日だったと思います。私たちも昨年7月からのレジ袋の有料化に伴い、意識してエコバックを使用するようになり、子どもたちもビニール袋やプラスチックゴミのゆくえを考えてみました。
「プラスチックモンスターをやっつけよう!」は絵本というより大人にとっても入門書になる本ですが、ページをめくると漁網やビニールにからまれて苦しむアザラシやウミガメ、クジラの胃から40㎏ものプラスチックゴミが発見された写真等をみると、驚きの連続です。海に漂うプラスチックは、最後はマイクロプラスチックとなって、魚のエサになって結局は私たちの体に戻ってくることになります。海水浴へいっても浜辺には、ペットボトルやビニールゴミが散乱している場所が見られます。川から海へ流れついたゴミが分解されることなく漂い、汚染している現実。目をつぶることができないものです。子どもたちにとって、身近ですが、まだまだ難しいものです。しかし少し意識することで、ポイ捨てもなくなります。子どもたちは着なくなったTシャツを結んでマイエコバックを作って完成させました。
安心安全とはいえない難しい状況ですが、オリンピックが始まりテレビでの声援になりました。開会式や競技での悲喜こもごもを観戦しながら、子どもたちにとってはスポーツを身近に感じる良い機会。選手たちから頑張る気持ちや夢や希望を与えてくれます。多くの問題もありますが、楽しみたいと思います。                      奥田輝代

 プラスチックは便利だけれど、生き物に絡みついたり、小さくなってエサのふりをし、毒を出し、ほかの有害物質とくっつきパワーアップも!そんな「プラスチックモンスター」の特徴をわかりやすく伝えます。
高橋英信重(監修)(著)
クレヨンハウス編集部(編集)





8月の主な行事予定

 
6日 金 害虫駆除(保育終了後)
7日 土 害虫駆除後の大掃除
10日 火 避難訓練
17日 火 積木遊び(幼児)
20日 金 平和を考える日
25日 水 数遊び(5歳児)