めぐみ保育園 給食だより

5月

園生活にもそろそろ慣れてきた様子ですが、この時期は突然体調を崩してしまう子どももいます。子どもたちの表情や食欲などの変化に十分注意しながら、体調管理に気をつけていきましょう。

食べきれる量で、嫌いな食べ物をなくす工夫を
幼児の場合、うまく咀嚼できなかったり、初めての食べ物にとまどったり、苦味を感じるなどで、食べ物を嫌いになることが多いようです。食べやすい味つけや盛りつけ、おいしそうに食べて見せるなどの工夫をしましょう。最初は食べきれる量で。「食べきれた!」という達成感が次回の食欲につながります。
また、「これを食べるとお肌がつるつるになるよ~。これは筋肉になるよ」などと、効能を教えてあげてもよいでしょう。保育園でも食べきれる量を盛り付けて食べることが楽しいと思ってもらえるように工夫しています。

子どもの日のお祝い
柏(かしわ)の木の葉っぱは、新しい芽が出るまで古い葉っぱが落ちずについています。その様子から、「跡継ぎが絶えない」縁起かつぎとして食べられるようになったといわれています。
園では毎年、かしわもちを食べて、子どもの日をお祝いします。これからも行事を通して、日本の伝統文化を子どもたちに伝えていきたいと思っています。

三角食べのすすめ
ひとつのお皿の料理を食べ終わってから次のお皿へと、「ばっかり食べ」をしている子が多く見られます。苦手な物には手をつけないで残したり、好きなおかずだけでおなかいっぱいにならないよう、バランスよく順番に食べる「三角食べ」(ご飯⇒汁物⇒おかず⇒ご飯…)ができるように、ご家庭でも声かけをお願い致します。

今月の調理保育


桜餅作り
保育園の正門に大きい木があることをご存じですか?進級式・入園式のシーズンではピンク色の可愛いお花が咲いていたと思います。その木はなんと「さくらんぼの木」なんです。毎年4月には桜餅を作っているのですが、
その木の葉っぱを摘み取り、塩漬けをしています。今年もたんぽぽさんとれんげさんに葉っぱを取ってもらいました。9日の日に葉っぱをとってもらい、塩漬けをしました。そして一週間後の16日に、塩漬けしたさくらんぼの葉っぱと、ビーツでピンク色に染めたお餅と、あんこを重ねると完成です。子どもたちとても喜んで作ってくれていましたし、葉っぱもはじめは食べるのをためらっている子もお餅やあんこと一緒に食べれるともぐもぐたべてくれました。ちなみに、さくらんぼはいまたくさんできはじめています。贅沢ですが、ジャムにして食べるので楽しみにしていてください。
桜餅
【材料】
材料 10人分
薄力粉:100g、白玉粉:56g、砂糖:42g、豆乳:100ml、ビーツ:適量、あんこ:お好みの量、桜の葉の塩漬け:10枚
【作り方】
①粉類をふるいにかけ、ボウルに入れ、砂糖、豆乳、ビーツを加えて混ぜ合わせる。
②フライパンに油をひき、生地をクレープのように薄く伸ばして焼く。
③両面焼けたら冷まし、お好みであんこをはさんで、桜の葉でつつめば出来上がり!