めぐみ保育園

お知らせ:めぐみだより

《子どもたちと一緒に学ぶ》2月のめぐみだより

《子どもたちと一緒に学ぶ》
冬なのに春めいた日々もあり、次に向かう気持ちを高めます。5才児も入学時健康診断を済ませ、この31日小林小学校の5年生の生徒さんと交流したり、2月には授業見学や昔遊び会等が予定されています。期待をもって、安心して過ごしてほしいと思います。

先日幼児クラスにおいて、他園から先生が来られて「公開保育」を行い、12月には乳児クラスにおいても行なっています。他園で働く保育士の先生方が講師の先生と共にお互いの保育を見学する勉強会です。もちろん保護者の方々にも一日保育士体験として一緒に保育をしていただくことで、多くの感想をいただいていますが、学び合うことでより良い保育を目指したいと考えています。午前中子どもたちや保育士の姿を見学してもらい、午後話し合いをします。れんげホームは「素材」をテーマに、たんぽぽホームは「文化」をテーマに園で子どもたちと週一回遊びの中で子どもたちと一緒に楽しんでいる課業も見て頂きました。
たくさん保育園や幼稚園がありますが、その園、その園特徴もあり、いろいろな保育の形態があります。しかし子どもたちを教育・保育し子どもたちを第一に考えて、より良い生活を送ってほしいと思っています。地域の方々を含めできるだけ多くの目が園に向けられ、子どもたちを見守っていただけるよう考えています。
見学に来られても子どもたちはいつものように、自分たちの遊びを楽しんでいます。人懐っこい子どもたちですが、大人を遊び相手とするより自分の遊びたいという気持ちで黙々とごっこ遊びや積み木遊び、ゲーム遊びと子ども同士で遊びこんでいます。保育への感想やアドバイスを出し合い、改めて保育を考えるきっかけになっています。乳児クラスでも食事や排せつ、遊びの姿を見て頂き、子どもたちにさせることではなく、自身が行って身につけていくことの大切さを話し合い、子どもたちの意思をしっかり見守っていくことが、将来の子どもたちの主体性を育て自ら感じ考えることにつながるのではと考えさせられました。
子どもたちが選び、遊ぶ力の大切さと共に、共に学び育ち合う子どもたちと同様、私たちも常に、保護者の方々と手を携え保育に向き合っていきたいと思います。     奥田輝代
空をかついで (石垣りん)
肩は
首の付け根から
なだらかにのびて。
肩は
地平線のように
つながって
人はみんなで
空をかついで
きのうからきょうへと。
子どもよ
おまえのその肩に
おとなたちは
きょうからあしたを写しかえる。
この重たさを
この輝きとくらやみを
あまりにちいさいその肩に。
少しずつ
少しずつ。