めぐみ保育園 給食だより

節分のいわれ(2月給食だより)

もともと節分は立春、立夏、立秋、立冬の前日のことで、1年に4回ありました。しかし、1年の始めりとして春を特に大事に考えるようになると、節分と言えば春の節分のみを指すようになりました。大晦日ともいえる節分の日は、前の年の邪気を祓うための行事が行われます。豆まきもその一つで、「魔目(鬼の目)」に豆を投げて「魔滅(魔を滅する)」という意味があるともいわれています。
家庭でできる行事食
やこめごはん
米・・50g、水・・65cc、大豆・・5g、じゃこ・・3g、塩・・0.4g
【作り方】
①お米は洗っておく。
②大豆は洗って、フライパンで気長に炒る。
③じゃこは熱湯にかけておく。
④炊飯器に①と分量の水、②③と塩を加えて炊く。


今月のおすすめ献立


ブラウニー
【材料】
材料 5人分
さつま芋:25g、薄力粉:12g、ベーキングパウダー:0.5g、ココア:3g、豆乳:15ml、メープルシロップ:5g、油:5g
【作り方】
オーブンを160℃に予熱しておく。
① 薄力粉、ベーキングパウダー、ココアはふるいにかけておく。
② ①に豆乳、メープル、油を入れてかき混ぜる。
③ さつま芋はやわらかくなるまでゆがいて、水気を切り、つぶして②と混ぜる。
④ 生地を型に流し入れ、160℃で10分、170℃で10分焼いたら出来上がり!

今月の調理保育


みんでうどん作り
子ども達には混ぜる前の小麦粉と塩と水を実際に見てもらい、その後、あらかじめ作っておいた生地をビニール袋に入れてふんでもらいました。「踏めば踏むほどおいしくなるよ~」お友達と協力し上手にうどんをふんでくれました。
お昼からは、自分達が食べるうどんをぞうさんに切ってもらいました。まずは、打ち粉をふって生地がくっつかないように、麺棒でのばしていきます。そして、包丁を使って切ってもらいました。最後給食室で麺をゆがき、だしを注いだら完成です!自分たちで頑張って作ったこともありたくさん食べてくれました。
読み聞かせ「料理ができるまで」
給食はどうやってできるのかお話しました。ごはんが出来るまでにいろいろな人が運んできてくれて、一生懸命作っていることをお話しました。みんな興味津々できいてくれました。最後に作ってくれた人に感謝の気持ちをこめて、「いただきます」「ごちそうさま」を言うんだよと伝えました。これからは大きな声でみんなご挨拶してくれると思います!

食育コラム


子どもの偏食
3歳くらいから、子どもは食べ物の好き嫌いをはっきりと意思表示してきます。特に野菜を食べてくれないなど親にとっては心配な要因が増えてくる時期でしょう。
野菜とは本来、えぐみ、苦みがあるもので、食経験の浅い子どもの舌にとっては敏感に感じるものです。
嫌いになるにはきっかけがあり、その食材のどこが嫌いか、原因を探ることが克服の第一歩となります。ニンジンが嫌いでもカボチャを食べることが出来れば栄養で木にはさほど心配することはなく、他の食べ物の栄養価で補えばよいことです。
嫌いな食べ物は、切り方や調理法で食べることが出来た例がよくあります。こどもは雰囲気や形に影響されるので、友達と一緒だったりするだけで、すんなり食べたりするようです。泣くまで与えてしかりつけるとさらに嫌いという印象が強くなるので、気をつけましょう。