めぐみ保育園

お知らせ:めぐみだより

《子どもたちの学びの世界を楽しもう》5月のめぐみだより

《子どもたちの学びの世界を楽しもう》
新学期が慌ただしく過ぎ、新入園児のお友だちの泣き声が少し和らぎ始めたこの頃です。
5月の連休を迎える楽しみの季節ですが、さて休み明けは如何なものでしょうか?☺
千島公園もつつじの花が咲き、季節が変わろうとしています。子どもたちで織りなしていくこれからの生活を楽しみにしながら、日々を大切に過ごしていきたいです。
3年前に新たに「子ども・子育て支援新制度」が施行されました。入園や手続きの際に戸惑われた方も多いと思います。幼保一体化の議論の中で、保育所・幼稚園・幼保連携型認定こども園が並列してスタートし、すべての子どもたちの育ちを社会全体で支える仕組みができました。
又、新たに保育園の根幹である「保育所保育指針」も「幼稚園教育要領」「幼保連携型認定こども園教育・保育要領」と共に改訂され、子どもたちの育ちを一体的に見ていく内容となりました。
保育園においても養護の重要性と教育施設としての位置が確立しています。さらに子どもたちが主体の「遊び」の中で「学ぶ」保育・教育を大切にしていきたいと強く思います。
今回の改定の論点として挙げられる項目に「幼児期の終わりまでに育ってほしい10の姿」
があります。これは子どもたちの育ちを捉えるものですが、到達目標として捉えるものではなく、あくまでも「その姿に向かって進みつつある」姿です。これで子どもたちに「できている」「できないといけない」と教え込む指針ではないことを理解してほしいと思います。
(1) 健康な心と体
(2) 自立心
(3) 協同性
(4) 道徳性・規範意識の芽生え
(5) 社会生活との関わり
(6) 思考力の芽生え
(7) 自然との関わり・生命尊重
(8) 数量や図形、標識や文字などへの関心・感覚
(9) 言葉による伝え合い
(10) 豊かな感性と表現
具体的な内容を今後お伝えしていけたらと思います。この視点はあくまでも向かっていってほしい姿として、子どもたちの育ちを積み重ねてもらうめやすです。子どもたちが日常の遊びや生活を通して興味を持っている世界を楽しみ、「おもしろい」と心を動かす中で、発達の芽が生まれ育ち合うと思います。
これからの保育園生活、家庭生活の中で子どもたちと一緒にたくさんの発見ができることを楽しみたいと思います。保護者の方々と共に、共感しあえるようお伝えしていきたいです。
ご協力よろしくお願いいたします。      奥田輝代