めぐみ保育園

お知らせ:めぐみだより

《小学校との接続に向けて》3月のめぐみだより

《小学校との接続に向けて》
いよいよ今年度最後の月です。5歳児も卒園の時期を迎え小学校へと巣立ちます。一人ひとりの思い出が入り混じります。先日は4・5歳児が雪遊び遠足へ六甲までいきました。ソリを担いで丘に上り、最初は4・5歳児がペアで滑りおりますが、5歳児がとても頼もしく感じられました。激突してくるペアもありヒヤヒヤしながらも、慣れてくるとバッチリ!到着地点で止まります。楽しいことは上達が早いものです。あとは寒さも忘れて一人ひとりでスリル満点を楽しんだり、雪遊びをして雪の感触を実感していました。
今年も小学校へ向かう子どもたちは、近くの小林小学校へ学校見学、授業見学や昔遊び会に参加させていただきました。又、泉尾東小学校の教職員の先生方と、連続した学びに向けて接続交流研修会の機会を作って頂き、幼児職員と一緒に話し合いを行いました。
小学校へ向かう心構えとして、①しっかりお話を聞く(基本45分の授業時間です) ②トイレへ行きたい等自分の意思表示ができる(和式のトイレもできることも必要か) ③給食の好き嫌いがないように(食材の体験が乏しい子も) ④着替え(裏返し,前後がわかる・ボタンができる) ⑤朝ごはんを食べる(給食時間が準備もあるので遅い) 等々
基本的なことですが、しっかり生活リズム・習慣を作っておくことで学校生活が安心して過ごせると思います。英語を楽しむ15分授業や少しずつタブレットを活用した授業も進められていくようです。学びの先取りではなく、しっかり聞き楽しめることが、学びの一番大切なことであると思います。
 又お話を伺った泉尾東小学校では、生活総合科で「自己決定すること」を大切にされています。学びを受け身でなく、自ら仲間と共に進めていく力をつけるために、授業プログラムを立てて、総合的に学びを深めていきます。何をしたいのか。どうしたらよいのか。自ら考え決定していく子どもが育ってほしいものです。教えてくれへん。言ってくれへんが多くなって誰かの責任にしがちな社会ですが、私たち大人も自己決定してともに解決していくことを、大切にしないとと考えさせられます。
 保育園においても、発達を重ね育つ子どもたちですが、しつける、教え込む、育てている保育ではなく、子どもたち自ら、自分の主体性を育んでいける生活や学びを支えていかねばと思います。学校は教科型で教え込むイメージが少なからず持たれるのですが、関心のあることや興味を深めて、学びにつなげていく環境認識的なプロジェクト保育と共通するものも感じます。小学校への生活が、安心して学習につなげていけるように、今後とも小学校との接続交流活動が活発にできるよう努力していきたいと思います。子どもたちが自分から面白いと思うことを学びにつなげて、連続して育っていけるよう願います。       奥田輝代

3月の主な行事予定


1日 金 ひなまつり・5歳児懇談会
2日 土 職員研修のため13時までの保育
4日 月 卒園お祝い会(乳児と5歳児)
5日 火 避難訓練
6日 水 千島保育所との交流会(5歳児)
8日 金 みそづくり(4歳児)
12日 火 2019年度入園説明会心・内科健診
13日 水 2歳児遠足・保護者の会役員会心
18日 月 卒園式リハーサル
23日 土 卒園式・お祝い会心
25日 月   シーサークラブ(卒園生)との交流会
26日 火 積木あそび(幼児)
27日 水  保護者のみそづくり(要申込み)
28日 木  にこにこサロン心  
心は保護者参加行事です。